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​久慈秋まつり

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​大神宮・秋葉神社・巽山神社の三社大祭

起源は応安2年(1368)に定められた秋葉神社の祭典日と言われていますが、正確なことは分かっていません。秋葉神社は荒町交差点の北西にありましたが大正6年の大火で焼失しました。のちに大神宮の裏手に再建されましたがその祠も朽ち、大神宮に合祀されました。そのため、現在は実質的には大神宮のおまつりとなっています。

山車や祭り行列が登場し、現在のかたちになったのは明治末期以降と言われています。中町で五十集(いさば=魚屋)を営んでいた遠藤兼蔵氏がよそのまつりを見て見よう見まねで作った人形がはじまりで、現在の山車に至るまで発展してきたと考えられています。

大正初期には「上組(かみくみ)」、「中組(なかくみ)」、「下組(しもくみ)」の三つの組があり、昭和初期に下組が「新町組(しんちょうぐみ)」と名を改め、戦後、新町組から分かれて「本町組(ほんちょうぐみ)」、「巽町組(たつみちょうぐみ)」、「に組(にぐみ)」が誕生しました。

​昭和40年頃から八戸の三社大祭で使用された山車を借りて運行されてきましたが、徐々に自作山車で参加する機運が高まり、平成19年からは全ての山車組が手作り山車で参加するようになり、その装飾の美しさや高さ・大きさを競い合いながら現在まで発展してきました。

【令和5年度日程】

9月14日(木)18時~ 前夜祭(場所:道の駅くじ)

9月15日(金)16時~ お通り(山車パレード/荒町→長内橋)

9月16日(土)14時~ 中日(郷土芸能パレード/山車運行はお休み)

9月17日(日)14時~ お還り(山車パレード/長内橋→荒町)

​令和4年度 久慈秋まつり参加団体

ー神輿組ー

田屋町組

​田屋町組

​たやちょうぐみ

​”わっしょい”でつなぐ こどものみらい

昭和59年に設立以来、「田屋町地区以外の子どもたちにも自分たちの地域から胸を張って参加させたい」という思いで広く参加者を受け入れ、秋まつりに参加しています。

震災時の恩返しのため、地震・豪雨等被災地への募金活動や町外の介護施設などでの運行も行い、地域間・世代間交流にも熱心に取り組んでいます。

朋友會

​朋友會

​ほうゆうかい

​神輿といえば「朋友會」!

昭和56年(1981)に設立され、現在参加している神輿組の中では最も長く秋まつりに参加しているのが朋友會です。

十八日町地区を中心とした住民や子どもたちのほか、日本地下石油備蓄株式会社からも参加しています。

​神輿は会員の手作りで、盛岡や浅草で指導を受け、県内外へも遠征しています。担ぎ手の心得を指導するなど神輿の発展に力を入れています。

ー山車組ー

新町組

​伝統を誇る旧「下組」の本流

​新町組

​しんちょうぐみ

​すがわらでんじゅてならいかがみ くるまひき

​2022タイトル「菅原伝授手習鑑 車引」

​久慈秋まつり当初の山車組「下組」の歴史を受け継ぐ「新町組」。平成19年から手作りで山車を制作しています。平成28年の台風10号水害時には太鼓などの備品が浸水被害に遭いましたが多くの支援を受け今も歴史を受け継いでいます。

め組

​め組

​めぐみ

​仲良き夢追い集団「め組」

​2022タイトル「しょうき(鍾馗)さま」

​平成元年(1989)に有志が集い結成された31年会が元になり生まれため組。少数精鋭の若者が、子どもたちが楽しめるおまつりを目指し、結成当初から手作りで山車を制作しています。

備前組

​備前組

​びぜんぐみ

​歴史と生活文化がほとばしる風流山車

​2022タイトル

​つがるはんしそおおうらみつのぶこうのあんどうすいぐんくちくのば

「津軽藩始祖大浦光信公の安東水軍駆逐の場

​西暦2000年を機に大川目地区からも山車を出そうと生まれた組。郷土の歴史や民話を題材に、結成当初から手作りで山車を制作しています。山車を飾る牡丹や藤などの花飾りにも備前組に受け継がれる伝統が生きています。運行時随伴する虎舞は豊作や無病息災を願うものです。

に組

​に組

​にぐみ

義理と人情!人の為なら水火も辞せず​飛び込む「に組」の勇み肌

​やしゅう くりからとうげ

​2022タイトル「夜襲 倶利伽羅峠」

​地域活動やまちづくり活動にも精力的に取り組んでいる「に組」。途絶えていた手作り山車の制作を平成15年に復活させ、創意工夫を重ねながら制作しています。震災時には山車小屋が津波被害を受けましたが多くの方の支援を受け、途切れることなく伝統を守り続けています。

中組

​中組

​なかくみ

​男度胸は祭りの華よ!粋と力の中組若衆

​たけとりものがたり いつつのなんだい

​2022タイトル「竹取物語~五つの難題~」

​久慈秋まつり当初の山車組「中組」の伝統を受け継ぐ中組。金棒引きの子どもから相談役まで地域が一丸となり祭りに参加しています。平成18年から手作りで制作しており、道の駅くじの「山車創作体験館」に小屋があります。

上組

​上組

​かみくみ

​義理と人情の絆で輝く「上組」

​もうしょうきよまさ とらをうつ

​2022タイトル「猛将清正 虎を討つ」

​久慈秋まつり初期からある「上組」の歴史を受け継ぎ、八日町、荒町、川貫、西の沢、4町内の厚い絆によって組織されています。平成15年から手作りで山車を制作しています。山車上で2人が叩く4尺の大太鼓は、力強く迫力ある音を響かせます。

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